世界No.1の総長と一輪の花 II
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ぎゅーっと後ろから花莉に抱きつくと、体を強ばらせる。
「…詩、優…!!」
そっと顔を覗き込むと、花莉は顔を真っ赤にしていた。
そういう顔されると
「…襲いたくなる」
思わず思ったことをそのまま声に出していた。
「!?」
花莉は驚いて俺から離れようとしたが、それを逃がすことはせず俺はソファに座ってそのまま花莉を俺の膝の上に座らせた。
「…私重いから…っ!!おりるっ!!!」
「だーめ。お前は軽すぎるくらいだから。もっと肉つけてから言って」
「やだっ!!!おりるの!!!!」
「だめ。今日は俺が甘えるから」
しゅるりと花莉の制服のリボンをとって、ブラウスのボタンを上からプチプチとはずす。
鎖骨あたりまではずしたらするりとブラウスの下へと手を滑らせる。
「変態…っ!」
花莉にそんなことを言われるが気にしないで鎖骨に触れる。