世界No.1の総長と一輪の花 II
シャッター音、それから男たちの笑い声。
冷たい手が私の素肌に触れて…ただ涙を流すことしかできない。
「女子高生のくせにエロい下着だな。あんた、夜瀬とヤリまくってたんじゃねぇの?」
金髪男が私の体に触れながら下品に笑う。
寒くて、怖くて…体が震える。
金髪男が私の上から退いたと思ったら…
今度は私の足を撫でるように触れる。
その手が気持ち悪すぎてゾワッと鳥肌がたった。
「脚開け」
力を込めて閉じた脚。
私の両脚つかんで無理矢理こじ開けようとしてくる…
「言うこと聞けやゴルァ!!!」
大きな声で私を怒鳴りつける金髪男。
その声が怖くて、ゆっくり脚を開くとすぐにスカートを捲られた。
…怖い。
…こんな男としたくない……抱かれたくないよ……助けて…
────詩優