世界No.1の総長と一輪の花 II





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マンションに着いて部屋に戻ってから。とあることに気がついた。




今日の晩ご飯の食材がない、ということに。




「詩優、スーパー行きたい」




と声をかけたら彼はバイクの鍵を手に持って「行くか」嬉しそうに返事をしてくれる。





























私たちはこの日、この時間に外に出るべきではなかった。
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