世界No.1の総長と一輪の花 II
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「どれも美味しそう…」
メニューにのっているたくさんのパンケーキの写真。
プリンがトッピングしてあるものからチョコやアイスがのっているもの、パフェなんかもある。
「花は好きなの2つ頼んでいいよ!」
目の前に座る冬樹くんはメニューに釘付けになった私を見てにこにこと笑う。
「え、でも…そんなに食べられないよ」
メニューの写真からでもわかるけど、量が多そうなんだ。2つを一人で食べ切るのは大変そう…
「半分ずつにして食べよう。そうしたら花は好きなの2種類食べられるから」
…冬樹くんは天才かもしれない。
「いいの!?」
「いいよ!」
「ありがとう!!!」
私はもう一度メニューを見る。