世界No.1の総長と一輪の花 II
公園から移動した私たちは、おしゃれなケーキ屋さんへと来たんだ。ここのお店で昨日、冬樹くんがプリンを買ってきてくれたみたい。
イートインのスペースもあって、持ち帰りもできるみたい。
「決めた!!!これとこれにする!!」
私が指さしたのはプリンがトッピングされたパンケーキと、チョコといちごがたくさんのったパフェ。
「すみません」
冬樹くんが手を挙げて店員さんを呼んでくれる。
私たちの席まで来てくれたのは若い女性の店員さん。
「プリンのせパンケーキ1つと、いちごたっぷりパフェを1つずつお願いします」
注文まで冬樹くんがしてくれる。
…さすが面倒見がいい冬樹くん。
「かしこまりました!」
注文を確認し終えた後に店員さんは戻っていく。
かと思ったが、途中でお冷を持ってきてくれた。
「「ありがとうございます」」
冬樹くんと声がハモる。