四つ子の計画書
次の日、朝起きると…部屋の中で話し声が聞こえた。
どうやら、実莉と海斗くんが話をしているっぽい。
掛け布団を退けて起き上がると、海斗くんと実莉がベッドに座り、楽しそうに会話していた。
「お、真莉起きたな。おはよ」
「真莉ちゃんおはよ~!お昼ごはん食べにいこ!」
「うん…って、今何時?」
「真莉ちゃん今日は珍しくお寝坊さんだね~。今は12時過ぎのお昼だよ!」
嘘……、朝だと思っていたのに…そんなに眠っていたなんて。
きちんと就寝時間に寝たし、夜更かしなんてしていないのになぁ…。
でも、ぐっすり眠れたし、昨日の疲れが一気に取れた気がする!
ベッドから降りると、実莉と海斗くんと一緒に食堂へ向かった。