甘く囁いた、

ふぅ、と一息ついたところで顎をクイッと持ち上げられて私と原田くんの視線が交わる。



「…っ!?」




今起きている現状に頭が追いつかない……

それに原田くんって顔整ってるから近くで見ると緊張してしまい原田くんから目が離せなくなった。周りの雑音も耳に入ってこなくなるほどに



幸い、もう教室には私と原田くん以外はだれもいない。




「ねぇ、甘いのちょーだい?」




そう言いながら原田くんの顔が近づいてくる。


そして原田くんとの距離あと、1cm









< 6 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop