復讐寮～罰ゲーム～
カヤ先輩は説明をしながら友樹にスマホ画面を見せた。


勝手に裏サイトに登録されたみたいだ。


「嘘だろ、自慰行為なんて……」


「嘘だと思う？」


カヤ先輩がそう言って合図を送ると、1人の先輩が亜沙美の体を無理矢理立たせて壁に押さえつけた。


そしてもう1人の先輩がナイフを取り出し、亜沙美の服を切り裂いたのだ。


白い素肌とブルーの下着が露わになり、亜沙美の悲鳴が響き渡った。


「できないなら、人間の解体動画を撮影して投稿するわよ？　こういうのも、好きな人が多いみたいなの」


カヤ先輩が説明している間、ナイフは亜沙美の乳房に押し当てられていた。


微かに傷がついたようで、白い肌に鮮明な血が一筋流れおちて行った。


「いや……いや！！」


亜沙美は懸命に叫んで左右に首をふる。


「彼女が死ぬのと、自分の自慰行為動画でお金を稼ぐのと、どっちがいいの？」


カヤ先輩の言葉に友樹は大きな呼吸を繰り返しながら、片腕でズボンを脱ぎ始めた。


友樹が下着まで脱いだ時、あたしはすぐに視線をそらせたのだった。
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