復讐寮~罰ゲーム~
3人でお風呂に入ると嫌でも騒がしくなってしまう。


はしゃぎ合いながら体を洗い、彼氏の話をしながらお湯につかる。


次の人が待っているから15分以内で終わらせないといけないのだけれど、そんなこと関係なかった。


「あ、そういえば覗き魔って本当だったのかな」


ふと思い出したように亜沙美が言った。


その瞬間、妙な沈黙が浴槽内に降りて来る。


「どうだろうね? あの子の勘違いってこともあるかも」


瞳が答える。


でも、ここは女子寮だ。


変な連中があたしたちを狙ってくることはあるかもしれない。


そう考え、バスタオルを体に巻いて窓へと近づいた。


すりガラスになっていて外は見えない。


窓を開けるのは換気するときだけだ。


でも、そんな中でも覗こうとする連中はいるかもしれない。
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