復讐寮~罰ゲーム~
「ちょっと、何するの?」


亜沙美に言われて、あたしは「外に怪しいヤツがいないか確認する」と、答えた。


「本気で言ってんの? 窓を開ける気?」


瞳は眉を寄せている。


「ほんの少しだから」


そう言って窓に手を伸ばした瞬間、外でガサガサと物音が聞こえてきてあたしは手を止めていた。


心臓がドクドクと早鐘を打ち始める。


まさか、本当の覗き魔?


だとしたら、捕まえなくちゃ!

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