復讐寮~罰ゲーム~
☆☆☆

結局、何事もなくお風呂を終えて自分の部屋へと戻ってきていた。


時刻は11時になる少し前だ。


真仁が来るまでまだ少し時間がある。


少し仮眠しておこう。


そう思ってベッドに入り、目を閉じる。


ウトウトとしかけた時、スマホにメッセージ入ってあたしは目を開けた。


《真仁:今から行ってもいい?》


その文章にあたしの眠気は一気に吹き飛んでいた。


いつもより早い時間だ。


あたしはベッドの上に座って《知枝:どうしたの?》と、返事をした。


返事が来るのを待たず、一旦ドアを開けて寮内の様子を確認する。


ほとんどの生徒が寝静まっていて、周囲は静かだ。


でも、亜沙美や瞳はまだ起きているかもしれない。


部屋へ戻ると真仁からの返事が来ていた。
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