おねえたんが守ってあげるね
「めいたんあのおうましゃんがいい!」
「分かった、いこう」
「あー走らせないであんまり」
「分かった」
走らないで、と言っても楽しみすぎて浮かれて早足になる芽衣。
よちよち…可愛いなぁ…。
「ねぇ美那」
「んー?」
「あのさ、ぬいぐるみ買ってあげない?」
「あ~…確かにね…」
芽衣は半年くらい前までパンダのぬいぐるみを持っていたけど海に落としてしまって1日中ずっと泣いていたという経験があるのだ。
…だけど喘息と一緒に戦っていけるためには…ぬいぐるみも支えになったと思うし…ねぇ。
「いいよ、買お」
桜は優しい笑みを浮かべた。
「分かった、いこう」
「あー走らせないであんまり」
「分かった」
走らないで、と言っても楽しみすぎて浮かれて早足になる芽衣。
よちよち…可愛いなぁ…。
「ねぇ美那」
「んー?」
「あのさ、ぬいぐるみ買ってあげない?」
「あ~…確かにね…」
芽衣は半年くらい前までパンダのぬいぐるみを持っていたけど海に落としてしまって1日中ずっと泣いていたという経験があるのだ。
…だけど喘息と一緒に戦っていけるためには…ぬいぐるみも支えになったと思うし…ねぇ。
「いいよ、買お」
桜は優しい笑みを浮かべた。