おねえたんが守ってあげるね

葵side

「めーいー!!いく!!」

「嫌だああああああああああああああ!!うわあああああああああああああああん!!」

「もーちょ、、こんなに騒いだら近所迷惑…」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

「めい!!行くよっ!!」

心を鬼にして、嫌がってベッドにつかまる芽衣を抱き上げた。
芽衣の泣く声量がますます上がる。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

私は泣き叫ぶ小さなめいを車に乗せ、病院まで急いで走らせた。
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