32歳 戀 ー koi ー
次の日 [ 雪司 side]





~♪♪




雪司:朝か...





すっかり慣れたもんだ、。
社会人1年も満たない頃は
毎日慣れない仕事で疲れきってアラーム何十個もかけて起きてたっけ。

今じゃ携帯のアラームが鳴って0.01秒くらいで目が覚める
なんなら休みの日なんてアラーム設定してなくても自然と目が覚める。




職業病ってこういう事は言わないのかな?






雪司:おはよ〜チョコちゃん...





猫は気ままでいいな。
昼夜関係なく食っちゃ寝の繰り返し。
そんな猫が可愛くてたまらないけど




雪司:準備しよ






[ 通勤中 ]




起きて顔洗って、
ご飯食べて、
歯磨きして、髪の毛整えて。

ネクタイ閉めてカバン持って。
電車乗って駅から会社まで歩いて。




風景も何も変わりやしない。







雪司:おはようございます。


『おはようございます』







出勤すると後輩の女性達が何やら井戸端会議中





特に気にすることなく
自分の席につく。





『あ、先輩は知ってます?』


雪司:え?





女性社員の1人が話をふってきた。





『最近、話題になってるカフェですよ〜!』





最近話題になってるような
人気カフェを32の男が知ってると思うか...?
ましてや、行くと思うか、、?





雪司:い、いや^^;知らないよ^^;


『○○町にあるメールSAKUってカフェなんですけど〜そこのコーヒーがめちゃくちゃ美味しくて!』


雪司:○○町って近いんだね


『歩いて5分くらい?行ってみてください!』


雪司:まあ、気が向いたらね^^;






まじで気が向いたらね...。








[ 昼休み ]









雪司:うわぁ...社食いっぱいじゃん、





仕方ない、コンビニで済ませよう。







【 S A K U 】





雪司:あ、ここ...そういえば





女性社員が言ってたカフェだ。






雪司:まだまだ時間あるし...空いてるみたいだし行ってみよう









ーカランカランー







『 いらっしゃいませ 』











.
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