貴方に出逢えた奇跡(命のリレー)
「み…由美⁇」
声が聞こえた!
「どうしたの⁇調子悪い⁇」
と近づいてきて私顔が真っ赤になった
首を横にふるふる振った
「じゃあどうしたの⁇」
また聞いてくる大貴に
「かっこよすぎて…」
と下を向いてしまった
大貴は私を抱きしめ
「由美!かわいすぎ!」
もうやめて下さい!私はキュン死しますよ!
私は誤魔化すように
「大貴!早く行こう」
と言って大貴から離れ荷物を持った
部屋を出て大貴は、ナースステーションに行き
「行ってきます!」
と挨拶をした
「永田さん!楽しんできてね!」
いつもの看護師さんがニヤニヤしている
いつもはエレベーターを降りて別れてたのが今日は、大貴と一緒に病院から出た!
「嬉しいなあ」
大貴が言った
「うん!私も!」
同じ気持だったのが嬉しかった
手を繋いで駐車場まで歩いた