貴方に出逢えた奇跡(命のリレー)
大貴さんの病室に行くようになって1週間
いつもの様にたわいもない話をしていると
「由美ちゃん!由美ちゃんに聞いてもらいたい話があるんだ!病気の事!」
「うん!」
「俺白血病なんだ!治療を受けても、いつか限界が来る!今は治療しながらドナーを待ってる!」
「……」
「たぶん由美ちゃんはなんとなく気づいていたんだろう⁇」
静かにうなづいた
「もし由美ちゃんがこんな俺でもいいって言ってくれるなら…付き合って欲しい!無理とは言わない!だってもしもの事が起きたら傷つくのは由美ちゃんだから…」
今にも泣きそうな顔で私に告白してくれた大貴さんを拒む事は出来なかった!
拒むより…私が傍に居たかった!
「私は大貴さんに何かあったとしても傷つかないよ!だって私はあなたに出逢えてた事が幸せだから!あなたの傍にいさせて下さい!」
「本当に!俺の傍に居てくれる⁇悲しませるかもしれないけど…」
「うん!」
「由美って呼んでいい⁇」
「うん!」
「由美も大貴って呼んで!」
「大貴!」
大貴は私を抱きしめた
そして大貴の顔が近づき優しくキスをしてくれた
私は幸せを感じていた
それから私達は病棟の看護師さんにも祝福してもらい、幸せいっぱいな日々を過ごした
ある日いつもの様に病室にいると、ノックの音がした
「はい!」
ドアが開いた
綺麗な50代くらいの女性が入ってきた
「母さん!」
私はソファーから立ち上がった
「そんなにビックリする事じゃないでしょ!」
「初めまして!大貴の母です!」
「初めまして!大平由美です」
「可愛い方ね!大貴!」
突然のお母さん登場にわたしは心臓が持たない!
「大貴から話は聞いてます!こんな大貴だけど、
よろしくお願いします!」
と頭を下げられた訳で
私も
「不束者ですがよろしくお願いします!」
と挨拶をした
そんな私達を見て大貴は笑ってる!
それからお母さんに大貴の小さい頃の話を聞いたりして、楽しい時間を過ごした
お母さんと一緒に病室を出た
エレベーターが来るまで大貴も待ってくれた
「夜電話するな!母さんが来て話出来なかったからな!」
嫌味を言う大貴を見てお母さんも負けずに
「そんなに由美ちゃんを独占するなら、母さん毎日ここに来るわ」
「母さんやめてくれよ!」
3人で笑った!
エレベーターが来てお母さんと乗った
突然
「ありがとう由美ちゃん!あの子に希望を与えてくれて!あの子病気を知ってからやけになった時があったの!生きる事も諦めたかの様に…それがあなたと出逢って目が輝き始めたの!
食事も摂るようになって…本当にありがとう!
由美ちゃんにはこれから辛い事が待ってるかもしれない!けどあの子を支えて欲しいの!
親のわがままでごめんなさい!
あの子には少しでも長く生きてほしいから…」
「私もです!彼が少しでも幸せでいてくれたら、私は耐えれます!」
お母さんはずっと泣いていた
時折笑顔を見せながら…
いつもの様にたわいもない話をしていると
「由美ちゃん!由美ちゃんに聞いてもらいたい話があるんだ!病気の事!」
「うん!」
「俺白血病なんだ!治療を受けても、いつか限界が来る!今は治療しながらドナーを待ってる!」
「……」
「たぶん由美ちゃんはなんとなく気づいていたんだろう⁇」
静かにうなづいた
「もし由美ちゃんがこんな俺でもいいって言ってくれるなら…付き合って欲しい!無理とは言わない!だってもしもの事が起きたら傷つくのは由美ちゃんだから…」
今にも泣きそうな顔で私に告白してくれた大貴さんを拒む事は出来なかった!
拒むより…私が傍に居たかった!
「私は大貴さんに何かあったとしても傷つかないよ!だって私はあなたに出逢えてた事が幸せだから!あなたの傍にいさせて下さい!」
「本当に!俺の傍に居てくれる⁇悲しませるかもしれないけど…」
「うん!」
「由美って呼んでいい⁇」
「うん!」
「由美も大貴って呼んで!」
「大貴!」
大貴は私を抱きしめた
そして大貴の顔が近づき優しくキスをしてくれた
私は幸せを感じていた
それから私達は病棟の看護師さんにも祝福してもらい、幸せいっぱいな日々を過ごした
ある日いつもの様に病室にいると、ノックの音がした
「はい!」
ドアが開いた
綺麗な50代くらいの女性が入ってきた
「母さん!」
私はソファーから立ち上がった
「そんなにビックリする事じゃないでしょ!」
「初めまして!大貴の母です!」
「初めまして!大平由美です」
「可愛い方ね!大貴!」
突然のお母さん登場にわたしは心臓が持たない!
「大貴から話は聞いてます!こんな大貴だけど、
よろしくお願いします!」
と頭を下げられた訳で
私も
「不束者ですがよろしくお願いします!」
と挨拶をした
そんな私達を見て大貴は笑ってる!
それからお母さんに大貴の小さい頃の話を聞いたりして、楽しい時間を過ごした
お母さんと一緒に病室を出た
エレベーターが来るまで大貴も待ってくれた
「夜電話するな!母さんが来て話出来なかったからな!」
嫌味を言う大貴を見てお母さんも負けずに
「そんなに由美ちゃんを独占するなら、母さん毎日ここに来るわ」
「母さんやめてくれよ!」
3人で笑った!
エレベーターが来てお母さんと乗った
突然
「ありがとう由美ちゃん!あの子に希望を与えてくれて!あの子病気を知ってからやけになった時があったの!生きる事も諦めたかの様に…それがあなたと出逢って目が輝き始めたの!
食事も摂るようになって…本当にありがとう!
由美ちゃんにはこれから辛い事が待ってるかもしれない!けどあの子を支えて欲しいの!
親のわがままでごめんなさい!
あの子には少しでも長く生きてほしいから…」
「私もです!彼が少しでも幸せでいてくれたら、私は耐えれます!」
お母さんはずっと泣いていた
時折笑顔を見せながら…