【桃・中編・画】金魚の居る場所
回想
そして今(就業中)に至る。
今日も、掃除道具入れの中で、寝転んでいる。今日は、特に、コピーや会議室の設営など「おてつだい」は頼まれていない。
だから回想なんぞしている。
あれから「のりお」さんが、(このホテルのモーニングの時間まで、待っていては、お互いに、勤務先に、遅刻するから)コンビニで朝食を見繕っている間に、私はユニットバスを使った。まだ暑い季節なので、沢山かいた汗を流水で流す。丁寧に体を洗ったていたら、「のりお」さんが戻ってくるかもしれない。だから、急いですすいでキューピーちゃんみたいな洋なし体型の「裸体」を隠そうとした。
その矢先「のりお」さんが戻って来る。
「ただいま」と言って「のりお」さんが部屋に戻って来た。ヤバい。私は髪を乾かすのを諦めて、急いで体をバスタオルで拭いて乾かした。後ギりのところで、「のりお」さんに痩せられない裸体を見られるところだった。
「まき」さんは、何処にいるのですか?と、室内で見当たらない、私の居るユニットを、ノックもせずに、開けたようとしたからだ。
「のりお」さんが、開けようとするドアを、私の手で閉めて「着替え中ですから」恥ずかしいから見ないでと懇願する。そんな、もったいない。けれど「解りました。服を着てユニットを出るまでは、僕は何もしません」僕は紳士ですから。
と、「のりお」さんは買ってきたサンドイッチやコーヒーの準備をしだした。
超急いだ私は、どきどきしながらも器用に、半がわきの髪を、1つに結って髪の容積をコンパクトにした。
「良い香りですね」と「のりお」さんがどきりとしますと、うきうきと話しかけるから、ホテルの備えつけのシャンプーやボディソープのです。と、変な雰囲気にならない様に、気をつけた。そして「ゆづお」の事を、思い、これ以上の醜態は、慎まなければならないと自戒した。「あの私」婚約者が居ます。だから「変な期待なんかしてませんよね?」とダメ出す。
僕は※※※※の料理と金魚達が大好きだから、友達に成りたかっただけですよ。と、寂しげな笑いを顔にへばりつかせた。本当か?と疑う余地を見せていると、見つめていたら、僕が「ゆづおさん」に敵うとでも? まさか。という顔をしていたから、なんだか、何故だか、やるせなくなった。
もちろん敵いませんともと、なぜ言えなかったのだろう。私は優柔不断だなと、情けない思いをした。彼は、※※※※の常連で私の先輩さんなだけと思わなきゃ。すると、数を減らした※※※※2階のらんちゅう?の事を思い出した。数が少なくなってる理由、わかりますか?
と聞いていたら香ばしいコーヒーの香りがした。コンビニコーヒーですが、と「のりお」さんは言った。先程の説明を、忘れて、私は用意されたサンドイッチとコーヒーに向き合った。私が好きな卵ペーストのサンドイッチとハムレタスのサンドイッチとツナマヨのサンドイッチを私は確保した。そして「夜明けの一杯を」楽しんだ。その語句は、男女の和合を意味するが、何にもなかった私でも使いたかったので、アメリカン・ジョークだよと笑いながら言ったら、ぷぷっと笑われたので、私も愉快になった。そうして私の早食いを見て驚いていた「のりお」さんは、大笑いしながら、彼のノルマをこなした。そうして部屋を簡単にかたづけして、ホテルのチェックアウトをした。割り勘でという私にお代は「気持ちの良いうたた寝ぶりと朝のたべっぷりの顔」を堪能出来たから、僕に払わせてください。と、ご馳走になった。
それで、明け方の街中で私達は別れた。
またねの約束もどきを行って。私は結局、連絡先を交換しなかったのだけど。
今日も、掃除道具入れの中で、寝転んでいる。今日は、特に、コピーや会議室の設営など「おてつだい」は頼まれていない。
だから回想なんぞしている。
あれから「のりお」さんが、(このホテルのモーニングの時間まで、待っていては、お互いに、勤務先に、遅刻するから)コンビニで朝食を見繕っている間に、私はユニットバスを使った。まだ暑い季節なので、沢山かいた汗を流水で流す。丁寧に体を洗ったていたら、「のりお」さんが戻ってくるかもしれない。だから、急いですすいでキューピーちゃんみたいな洋なし体型の「裸体」を隠そうとした。
その矢先「のりお」さんが戻って来る。
「ただいま」と言って「のりお」さんが部屋に戻って来た。ヤバい。私は髪を乾かすのを諦めて、急いで体をバスタオルで拭いて乾かした。後ギりのところで、「のりお」さんに痩せられない裸体を見られるところだった。
「まき」さんは、何処にいるのですか?と、室内で見当たらない、私の居るユニットを、ノックもせずに、開けたようとしたからだ。
「のりお」さんが、開けようとするドアを、私の手で閉めて「着替え中ですから」恥ずかしいから見ないでと懇願する。そんな、もったいない。けれど「解りました。服を着てユニットを出るまでは、僕は何もしません」僕は紳士ですから。
と、「のりお」さんは買ってきたサンドイッチやコーヒーの準備をしだした。
超急いだ私は、どきどきしながらも器用に、半がわきの髪を、1つに結って髪の容積をコンパクトにした。
「良い香りですね」と「のりお」さんがどきりとしますと、うきうきと話しかけるから、ホテルの備えつけのシャンプーやボディソープのです。と、変な雰囲気にならない様に、気をつけた。そして「ゆづお」の事を、思い、これ以上の醜態は、慎まなければならないと自戒した。「あの私」婚約者が居ます。だから「変な期待なんかしてませんよね?」とダメ出す。
僕は※※※※の料理と金魚達が大好きだから、友達に成りたかっただけですよ。と、寂しげな笑いを顔にへばりつかせた。本当か?と疑う余地を見せていると、見つめていたら、僕が「ゆづおさん」に敵うとでも? まさか。という顔をしていたから、なんだか、何故だか、やるせなくなった。
もちろん敵いませんともと、なぜ言えなかったのだろう。私は優柔不断だなと、情けない思いをした。彼は、※※※※の常連で私の先輩さんなだけと思わなきゃ。すると、数を減らした※※※※2階のらんちゅう?の事を思い出した。数が少なくなってる理由、わかりますか?
と聞いていたら香ばしいコーヒーの香りがした。コンビニコーヒーですが、と「のりお」さんは言った。先程の説明を、忘れて、私は用意されたサンドイッチとコーヒーに向き合った。私が好きな卵ペーストのサンドイッチとハムレタスのサンドイッチとツナマヨのサンドイッチを私は確保した。そして「夜明けの一杯を」楽しんだ。その語句は、男女の和合を意味するが、何にもなかった私でも使いたかったので、アメリカン・ジョークだよと笑いながら言ったら、ぷぷっと笑われたので、私も愉快になった。そうして私の早食いを見て驚いていた「のりお」さんは、大笑いしながら、彼のノルマをこなした。そうして部屋を簡単にかたづけして、ホテルのチェックアウトをした。割り勘でという私にお代は「気持ちの良いうたた寝ぶりと朝のたべっぷりの顔」を堪能出来たから、僕に払わせてください。と、ご馳走になった。
それで、明け方の街中で私達は別れた。
またねの約束もどきを行って。私は結局、連絡先を交換しなかったのだけど。