セカンドラブは魔法の味
そのままソファーに押し倒されて。
スーッと、幸弥の手が心優のブラウスのボタンにかかった。
ギュッと、心優が幸弥の手を握った。
幸弥は心優の額に額をくっつけた。
「何も怖くないよ。・・・心優が今一歩踏み出せないのは。きっと、僕達がまだ1つになっていないからだ。心が繋がったのに、まだ体が離れているから。だから、僕は心優と1つになりたい」
「・・・でも私・・・」
「ずっと一緒にいよう。これからは、僕が心優の事ずっと護るから」
胸がいっぱいで、心優は何も言えなくなった。
ひょいと、幸弥は心優を抱きかかえた。
初めて抱きかかえられ、心優は驚いてきょんとなった。
「あ・・・あの・・・私、重いですから・・・」
「まったく重くないよ」
そのまま幸弥は心優を寝室へ運んだ。
シンプルな男性の部屋。
心優は初めて男性の部屋に入った。
ベッドに寝かされると、幸弥の匂いがした。
何かお香でも使っているのか、ほのかに香りがした。
「何も怖くないから、大丈夫だよ」
心優の隣に添い寝して、幸弥が言った。
「あの・・・全く初めてなんです、私。・・・」
恥ずかしそうに心優が言った。
「その方が僕は嬉しいよ。僕だけの心優になってくれるんだから」
言いながら幸弥は心優のブラウスのボタンを外し行く・・・。
ブラウスの下は、可愛いピンクのキャミソールを着ている心優。
「可愛いね、心優にとっても似合っているよ」
心優は恥ずかしそうに、ちょっとだけ肩を竦めた。
「ねぇ、僕のシャツ脱がせてくれる? 」
「え? 」
「だって、大好きな人に脱がせてもらいたいから」
そっと、覆いかぶさる幸弥を見て、恥ずかしそうに心優はシャツのボタンを外した。
サラッと、シャツが脱げると。
目の前に、幸弥の逞しい体が目に入り、心優は頬を赤くした。
幸弥は心優のキャミソールを脱がせて行く・・・。
下着だけになると、心優の胸は見かけよりかなりボリュームがある。
胸の谷間がたまらなくセクシーで、見ているとドキッとさせられる。