セカンドラブは魔法の味

 そのままソファーに押し倒されて。


 スーッと、幸弥の手が心優のブラウスのボタンにかかった。

 
 ギュッと、心優が幸弥の手を握った。


 幸弥は心優の額に額をくっつけた。


「何も怖くないよ。・・・心優が今一歩踏み出せないのは。きっと、僕達がまだ1つになっていないからだ。心が繋がったのに、まだ体が離れているから。だから、僕は心優と1つになりたい」

「・・・でも私・・・」

「ずっと一緒にいよう。これからは、僕が心優の事ずっと護るから」


 
 胸がいっぱいで、心優は何も言えなくなった。

 
 ひょいと、幸弥は心優を抱きかかえた。


 初めて抱きかかえられ、心優は驚いてきょんとなった。


「あ・・・あの・・・私、重いですから・・・」

「まったく重くないよ」


 そのまま幸弥は心優を寝室へ運んだ。





 シンプルな男性の部屋。

 心優は初めて男性の部屋に入った。



 ベッドに寝かされると、幸弥の匂いがした。

 何かお香でも使っているのか、ほのかに香りがした。


「何も怖くないから、大丈夫だよ」


 心優の隣に添い寝して、幸弥が言った。

「あの・・・全く初めてなんです、私。・・・」

 恥ずかしそうに心優が言った。

「その方が僕は嬉しいよ。僕だけの心優になってくれるんだから」


 言いながら幸弥は心優のブラウスのボタンを外し行く・・・。


 ブラウスの下は、可愛いピンクのキャミソールを着ている心優。


「可愛いね、心優にとっても似合っているよ」

 
 心優は恥ずかしそうに、ちょっとだけ肩を竦めた。


「ねぇ、僕のシャツ脱がせてくれる? 」

「え? 」

「だって、大好きな人に脱がせてもらいたいから」


 そっと、覆いかぶさる幸弥を見て、恥ずかしそうに心優はシャツのボタンを外した。




 サラッと、シャツが脱げると。

 目の前に、幸弥の逞しい体が目に入り、心優は頬を赤くした。


 
 幸弥は心優のキャミソールを脱がせて行く・・・。


 下着だけになると、心優の胸は見かけよりかなりボリュームがある。


 胸の谷間がたまらなくセクシーで、見ているとドキッとさせられる。

< 44 / 71 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop