セカンドラブは魔法の味

 その晩は、そのまま2人で抱き合って眠った。

 規則正しい鼓動を感じながら・・・

 
 誰かが隣にいる、とても安心した気持ち。

 
 心優はずっと1人で寝ていて、誰かと眠る事なんてなかった。

 幸弥も春子が亡くなってからは、ずっと1人で寝ていた。



 抱きしめ合って体温を感じる喜びに、もう一人じゃないよってとても安心させられた。



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