大切なもの~色んな絆~
次の日、私は学校に行った。
そこで尋に会った・・・。
「お前・・・まだ生きてんのかよ・・・さっさと」
「ゆーちゃーんー!!!おはよ!!」
「おはよ、翔唯」
「ゆーちゃんをいじめる奴は男だろうと女だろうと許さないから!!」
「翔唯?どうしました?」
「颯~聞いてよ!コイツが!」
「翔唯。この人ですよ?例の築村尋ですよ・・・・・・すみませんが、あなた。龍王をご存知で?」
「当たり前だろ」
「左様ですか。天龍の尋さんですね?」
天龍──それは全国No.1止まりの族。
龍王には及ばない。
ましてや、私が龍王の姫だと思わないだろう。