大切なもの~色んな絆~
殺し屋の世界
璃瑶side
今、柚澄の隣にいるのは、俺の義弟。
あの日から、柚澄に会えることはなくなっていった。
親父たちが全て放り投げて逃げ出していったから。
行方を追うよりも片付ける方が早そうだったから、片付けてる。
でも、これ・・・早くて1年かかる量なんだよな・・・。
「兄貴。調子どう?」
「大丈夫だ。悪いな、二人とも」
「平気ですよ。璃瑶さんが精一杯やってるのはわかっていますから」
唯月や美結さんには悪いとは思ってる。