大切なもの~色んな絆~






「穸雫。お前、本当は思ってることがあんじゃねぇの?」






璃瑶の声が静かな倉庫に響いた。




「私は、殺し屋が大嫌い。私の大切なものを殺すんだもん」



「だろうな。アイツを殺されたからだろう?



だから、余計に柚澄にそんな思いをさせたくないんだろう?」



「そうよ。殺し屋なんて無差別に殺すんじゃない。




なにが、お前らは殺さねぇよだつーの」


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