大切なもの~色んな絆~
「あ、2人ともおはよう」
「はよ、穸雫」
「おっす、元気ねぇな?まーた静のやつ、例の女?」
穸雫は悲しそうにうなづいた。
そう、静がほかの女と常に一緒にいたから。
当時の穸雫は静のことが好きだった。
それは誰から見ても丸わかりで
そんな穸雫に恋してた俺もいた。
璃瑶曰く例の女は璃瑶と静の幼なじみらしい。
なんでも静の初恋の女って聞いた。
穸雫には言わない方がいいとさえも。
そして、数ヶ月後、璃瑶もまた学校に来なくなった。