高校生マフィア
「あ、じゃあ皆、お疲れ様^^」

外に出ると、茶色い封筒を手渡された
あ、普通の給料袋だ

「ぅえっ…」

中身を覗いたらしい爽樹が目を見開いた
口をパクパクさせていた

「こ…こんな貰っちゃって…」
「何、そんな入ってんの?」

爽樹に聞くと、目を見開いたまま顔を上げた

「……一週間買い物しても大丈夫…」
「マジかよ」

俺、結構金遣い荒いよ?

「当然でしょ。それに見合うくらいの仕事をしてくれたんだから♪」

俺は仕事無かったけどね(笑

「駅まで送るよ」

黒い車のドアが開いた
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