高校生マフィア
**** ****
「…うん。残り1つ」
《そうか。今は3階に居るな?》
「うん」
《そのまま真っ直ぐ進め。突き当たりを右。デカいシルバーの扉を見つけろ》
「うん…」
慧の指示の通り、真っ直ぐ小走りで進んで突き当たりを右に曲がった
盗聴器とカメラを仕掛けた部屋は3つ
バッグも軽くなった
「……あった…」
白にシルバーのドアノブばかりの廊下で、1つだけ目立つ大きいドアを見つけた
「あったよ」
《暗証番号は卓真が入力しておいた。2秒開くからすぐに入れ》
「了解…」
《その前に、俺は高城がその中に入ると指示が出せなくなるから、一気に言うぞ。覚えろ》
「ぇええ…」
《デラクールの頭脳と言えるコンピュータ室だ。この部屋は盗聴器とカメラ以外に、卓真の作った侵入用ウイルスも入れてもらう》
「…うん」
《誰が入ってくるか分からねぇからな。とりあえずメモリースティック出せ》
「うん。えっと…」
中身が減ったから、小さなメモリースティックでも簡単に見つけ出せた
青いメモリースティックに、白の文字で【mattina】―卓真特製ウイルスかぁ…
《右を向いて。1番奥にあるデカいキーボードとデカい画面のパソコンを探せ》
「右奥の…パソコン…」
《デカいキーボードの右下に、小さい穴がある。その穴にメモリースティックを差し込め》
「うん…」
《盗聴器とカメラは見やすい場所に付けてくれればいい》
「ん…」
《開くぞ。2秒だ》
ウィィ…ン
静かにシルバーのドアが開いた
ダッシュして駆け込んだ
「…うん。残り1つ」
《そうか。今は3階に居るな?》
「うん」
《そのまま真っ直ぐ進め。突き当たりを右。デカいシルバーの扉を見つけろ》
「うん…」
慧の指示の通り、真っ直ぐ小走りで進んで突き当たりを右に曲がった
盗聴器とカメラを仕掛けた部屋は3つ
バッグも軽くなった
「……あった…」
白にシルバーのドアノブばかりの廊下で、1つだけ目立つ大きいドアを見つけた
「あったよ」
《暗証番号は卓真が入力しておいた。2秒開くからすぐに入れ》
「了解…」
《その前に、俺は高城がその中に入ると指示が出せなくなるから、一気に言うぞ。覚えろ》
「ぇええ…」
《デラクールの頭脳と言えるコンピュータ室だ。この部屋は盗聴器とカメラ以外に、卓真の作った侵入用ウイルスも入れてもらう》
「…うん」
《誰が入ってくるか分からねぇからな。とりあえずメモリースティック出せ》
「うん。えっと…」
中身が減ったから、小さなメモリースティックでも簡単に見つけ出せた
青いメモリースティックに、白の文字で【mattina】―卓真特製ウイルスかぁ…
《右を向いて。1番奥にあるデカいキーボードとデカい画面のパソコンを探せ》
「右奥の…パソコン…」
《デカいキーボードの右下に、小さい穴がある。その穴にメモリースティックを差し込め》
「うん…」
《盗聴器とカメラは見やすい場所に付けてくれればいい》
「ん…」
《開くぞ。2秒だ》
ウィィ…ン
静かにシルバーのドアが開いた
ダッシュして駆け込んだ