高校生マフィア
「皆、ありがとう」

「ぅお。どしたんスかいきなし」

皆を執務室に集めて一言言うと、春樹が驚いた

「皆のおかげで、君達の学校の危険は避けられた。ウチのファミリーも一安心だよ^^」

「よかったねーっ。マジでどうなるかと思った!!」

爽樹が笑った

「皆、この事件は本当にありがとうございました」

立ち上がって、机の前に立って頭を下げた
そして、頭を下げて笑った

「これで君達のマフィアとしての仕事は終わり。【mattina】の組織は消滅。これからは普段通りの生活ができるよ」

朝を齎した

その仕事が終われば
君達は完全なただの高校生だ

「安心して。伝統あるマフィアのボスとして君達6人がマフィアに手を貸したってコトは絶対に世間に広めないから」


















「何言っちゃってんのボス」

きょとんとした卓真の声が聞こえた
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