高校生マフィア
「うっわ。暗~…」
職員室に鍵を戻して、校門を出て
家に向かう坂道を上がっていた
空は真っ暗だった。さすが9月
「………」
ケータイの時計を見ると、空手部の練習が終わってから15分が経っていた
…爽樹、もう終わったよな?
「…あ…そのうち道場行かねぇと…」
忙しいな~…俺
バッグと一緒にかついだ竹刀袋が少し重く感じた
竹刀も、もう道場に置きっぱなしでもいいのかな
いや…それは先生に絶対怒られる。下手したら蹴り喰らうわ
つーか、全部武道ばっかだし
俺、昔からずーっと武道ばっかやってたな…
ってか武道以外何してたんだろ…俺
「陸君」
背後の暗闇から、声がした
職員室に鍵を戻して、校門を出て
家に向かう坂道を上がっていた
空は真っ暗だった。さすが9月
「………」
ケータイの時計を見ると、空手部の練習が終わってから15分が経っていた
…爽樹、もう終わったよな?
「…あ…そのうち道場行かねぇと…」
忙しいな~…俺
バッグと一緒にかついだ竹刀袋が少し重く感じた
竹刀も、もう道場に置きっぱなしでもいいのかな
いや…それは先生に絶対怒られる。下手したら蹴り喰らうわ
つーか、全部武道ばっかだし
俺、昔からずーっと武道ばっかやってたな…
ってか武道以外何してたんだろ…俺
「陸君」
背後の暗闇から、声がした