高校生マフィア
職業:高校生―
「――今日だね」

車の中に置いた、小さなカレンダーを見た

今日、きっと――いや、必ず、俺達の最強の助っ人が6人誕生する


「…本当に、来るんでしょうか」

運転席に座る部下が、ハンドルを握って呟いた

「ん?」
「高校生が、しっかりと来るんでしょうか」
「……―来るよ」

頬杖を突いて、車の外を眺めふっと笑った




「来るよ。必ず」

だって、彼等は皆、純粋な友達思いの高校生だから


「さぁ、俺達が遅れたら悪いから、行こう」



一緒に、友達や先生を救おう




職業:高校生―
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