恋ごころは眼鏡でも見えない
昼休み、小林さんが一人になったタイミングを見計らって、朝のことを謝った。

小林さんは気にしてないと言ってくれたが、小林さんを傷つけてしまった。というショックは拭えなかった。

俺の方が落ち込んでしまって、小林さんは気を使って大丈夫だと言ってくれた。

その後、

「なんで、新山君が謝るの?」

コテンと首をかしげて言われた。


かわいいなぁもう。

じゃなくて……
なんでって、小林さんが睨んでたからなんだけど……。

俺が睨まれたのまさか勘違い?


うわ、痛い奴じゃん。


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