不良様の愛は甘い
「2人で300円!」
あ、お金お金!
鞄から財布取り出すのにモタモタしてると恋二が300円きっちり支払った。
「まいど!今日は特別、生クリームいっぱいにしといたから!」
「どうも」
本当、溢れるぐらい生クリームが………。
恋二が2つのクレープを受け取ると、屋台の近くにあるベンチに腰を下ろすからその隣のに私も座らしてもらう。
「ん。ゆっくり食えよ。マジで美味えから」
「あ、ありがとう………」
恋二からクレープを受け取り一口。
「あ、美味しい………」
ほんと、これは美味しい!ハマりそう!
駅の近くにこんな美味しいクレープ屋さんがあるなんて知らなかった!
「だろ?」
恋二も美味しそうに食べてるし、何より微笑んだ顔初めて見た。