不良様の愛は甘い



「他に誰がいんのさぁ!!」



机な顔を伏せる。



「ジュース買うだけで、何でそんなことなってんのよ!」




「そんなの私が聞きたいよ!」




もうヤダぁ。消えたい………。




「何か知らない間にしたんじゃない?」




「私が一方的に名前と顔知ってるけど、向こうは私とは初対面だよ!」




私のことなんて知らないはず!



「えぇ〜じゃあ、何で?性格だって違うし気も合いそうにないし、あんた普通よりもブスだし」




「ディスんないでよ」



「ウソ。可愛いよ、由莉は。とにかく真逆なのにさ何で彼女とか言ったんだろうね」




「どうせ、暇つぶしとか、からかってるだけだよ!」




本気で彼女にしようなんてこれっぽっちも思っちゃいないよ。不良だし。




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