ココロの好きが溢れたら
第2章
近くて遠い距離
side 陽毬
「うーん…ジメジメするー…」
6月中旬の土曜日。
梅雨の季節になり、最近の天気はずっと雨かジメジメした湿気の多い曇り空だ。
ハルと一緒に生活するようになって早2ヶ月。
最初よりは距離が縮まってきたように思う。
一緒のベッドで寝ることにはまだ慣れないけど……。
ハルは今日、午前中で練習が終わる日だ。
土日はいつも1日ずっと練習なんだけど、午後から練習場をメンテナンスするとかなんとか。
「うーん…ジメジメするー…」
6月中旬の土曜日。
梅雨の季節になり、最近の天気はずっと雨かジメジメした湿気の多い曇り空だ。
ハルと一緒に生活するようになって早2ヶ月。
最初よりは距離が縮まってきたように思う。
一緒のベッドで寝ることにはまだ慣れないけど……。
ハルは今日、午前中で練習が終わる日だ。
土日はいつも1日ずっと練習なんだけど、午後から練習場をメンテナンスするとかなんとか。