ココロの好きが溢れたら


急いで服を着替え、化粧はナチュラルメイクに。髪を簡単にサイドシニョンでまとめて家を出た。


ハルの学校までは歩いて20分程。

歩きながら時計を確認すると、11時20分だった。


うん、間に合いそうだね。

我ながら早く支度できたと思う。


「……暑い」


ムシムシ、ジメジメで最悪だ。

じんわりと汗が滲んできて、手で仰ぐも全く効果なし。


くそう…6月ってこんなに暑かったっけ?


心の中で愚痴りながら歩くこと約20分。


「着いたー…」


やっとハルの学校に到着した。

さすが私立。

敷地も広ければ校舎も大きい。
そしてなんか豪華。


しかし、ここで問題がひとつ。

うーん。

着いたのはいいけど、どこに行けばいいのやら。


< 103 / 222 >

この作品をシェア

pagetop