"死なないで"なんて、言わないで。


「良かったぞ。」










「……」














モニターには点数が表示された。








結果は、ショート2位。










惜しくも巴には届かず一日目が終わってしまった。









そんな茅菜に報道陣は集まり、失礼な質問をしてくる。







茅菜は無視して、次の日の準備のためにホテルへと向かった。









部屋に着いてからも、一生の叶逢は気まずくて無言の空気が流れる。









「茅菜……良かったと思うよ?」









「ん?」











「いやー、私は3位になっちゃったけどねー」








「あのさ、勘違いしてない?」





< 133 / 199 >

この作品をシェア

pagetop