"死なないで"なんて、言わないで。




朝、いつもどうり轟が部屋に入ると茅菜が放心状態でベットに座っていた。









「ど、どうした!」








「轟ー」








「なんだ!」









「昨日、ジョンが女の人といるのを見たような気がする」






「はぁ?」









「そんなはずないよね。アメリカに居るんだし」









「茅菜。顔真っ赤だぞ!ちょっデコかせ」










茅菜のおデオを触るとものすごく熱かった。








体温計で測ると40度あった。










轟は、すぐに茅菜を病院に連れていった。










「再発じゃないですよね!」









「はい。普通の風邪ですね。薬を出しますので服用してください」








「良かった」






< 172 / 199 >

この作品をシェア

pagetop