"死なないで"なんて、言わないで。
その日は大学を休むことにした。
一方、躍人は茅菜のこない大学でつまらない授業を聞いた。
何故か家に帰る気分ではなく街中を歩いていると見知った人が前から歩いてきた。
「!ジョン」
「?躍人くん?」
「あんたなにしてんですか!」
怒りのあまり躍人は、事情も話さず胸ぐらを掴んだ。
「茅菜を苦しめるな!」
「はぁ?」
「あんたのせいで茅菜は!」
「何か勘違いしているみたいだけど俺は茅菜を傷つけたことない」