一生一緒







決して油断していたわけではない。












記憶を辿れば、斎と斎のバイクでコンビニへ行き、コンビニの駐車場で降りた瞬間、突然背後に車が停まったかと思うと複数の男たちが車から現れ薬品の臭いのするハンカチを当てられ、それからの記憶がなかった。






「……斎?」





よく見ると隣で寝ている斎はボロボロだった。








「あぁそいつはね~さっき君より先に目が覚めて暴れるから倍の薬を使って眠らせたから当分、それか二度と起きないよ」






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