一生一緒
デート
鏡の前に立って自分の姿をもう一度確認する。
夏休みに無限が私に選んでくれた薄い水色で下に行くほど色が濃くなっているグラデーションの膝上ワンピースに、それだけだと肌寒いので黒のカーディガンを羽織る。
化粧はしていないが普段とは違って前髪を上げてヘアピンで止めてみる。
「……」
正直似合っているか、いないか全く分からない。
「美幸?準備できたか?」
「…うん。出来たよ」
伯が私の部屋の扉をノックしてきた。
返事をして部屋を出ると伯が驚く。
「自分では全く分からなくて…変じゃないかな?」
聞くと直ぐに満面の笑顔になる伯。
「あぁ!バッチし世界一可愛い美幸だ!」
苦笑して昌廣に声を掛けて玄関に行くと昌廣が見送りに来てくれた。
「おや。忘れ物があるみたいだぞ、美幸」
そう言う昌廣に慌てて身の回りを確認した。
「これを忘れてる」
そう言って私の両頬を摘まむ。
「?」
「せっかくのデートにそんな無表情じゃダメだろ?ちゃんと笑顔で行きなさい」
そう言われて私は笑顔で返事をした。
「うん!」
夏休みに無限が私に選んでくれた薄い水色で下に行くほど色が濃くなっているグラデーションの膝上ワンピースに、それだけだと肌寒いので黒のカーディガンを羽織る。
化粧はしていないが普段とは違って前髪を上げてヘアピンで止めてみる。
「……」
正直似合っているか、いないか全く分からない。
「美幸?準備できたか?」
「…うん。出来たよ」
伯が私の部屋の扉をノックしてきた。
返事をして部屋を出ると伯が驚く。
「自分では全く分からなくて…変じゃないかな?」
聞くと直ぐに満面の笑顔になる伯。
「あぁ!バッチし世界一可愛い美幸だ!」
苦笑して昌廣に声を掛けて玄関に行くと昌廣が見送りに来てくれた。
「おや。忘れ物があるみたいだぞ、美幸」
そう言う昌廣に慌てて身の回りを確認した。
「これを忘れてる」
そう言って私の両頬を摘まむ。
「?」
「せっかくのデートにそんな無表情じゃダメだろ?ちゃんと笑顔で行きなさい」
そう言われて私は笑顔で返事をした。
「うん!」