一生一緒
黒羽の倉庫
期末テストはかなり難しいと授業にくる先生の殆どが言っていた。



だから注意して予習までしていたのにテストの結果は英語以外全て満点。




英語に関しては赤点ぎりぎりだった。





「美幸ちゃんすごーい！」




「英語以外満点だ～！」




斎と環がそれぞれに誉めてくれた。




「てか、何で英語だけそんなにバカなの。」と笑いながら言う敏次。




「プッ……トッシーは人の事言えないでしょー！全部の教科赤点じゃんー！」とゲラゲラ笑いながら言う環




「お、お前らだって似たようなもんだろ！？」




「全く三人とも。いい加減黒羽の幹部なんですから頭の方も強がれるくらいにしたらどうですか？」




とため息をつきながら言う無限




「どーやったらこんな点数とれるの？」




とケラケラ笑いながら言うアキラ




「お前ら三人の頭が可笑しいんだよ！」と言い返す敏次




「全教科満点なんてね～」と環




「いつもここに居るくせにいつ勉強してるんだよー」と斎




凄い…全教科満点なんだ……




「美幸さんも英語以外は凄いですね。英語は苦手なんですか？」と無限




「……英語キライ……」





私はどうしても英語だけは頭にはいってこないのだ。




「教えてあげようか？美幸ちゃん」




ニコニコしながら言うアキラ




私は大人しく首を振った。




「いい。英語は覚える気もないから」




「そっか。」




ここの空間ち少しずつ慣れてきていた。
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