一生一緒
朝
二日目の朝、私は朝食を作り終わり伯と昌廣にお弁当を渡す。
この工藤家での家事全般は私が担当している。
理由は男二人の料理が恐ろしく下手だから。
まだ制服に着替えていない私を見て伯が提案した。
「今日の朝、一緒に車で行こうぜ。」
「……えーーー」
「さては美幸、今日も午後から行くつもりだったな?」と昌廣
「うっ……」図星の私は目をキョロキョロさせた。
「朝は確かに生徒も多いが大抵ホームルーム終わったら帰るから人は少なくなるぞ?」
それでも渋る私。
「そう言えば今日はまだ4月だけど少し暑いって言ってたなー。今日クーラー入れようかな」と伯
その言葉に私はぱっと顔を輝かせた。
「本当に!?」
「あぁ。約束。」
それを聞いて私はすぐに制服に着替えた。
私は幼いときから極度な暑がりで熱を体内に溜め込みやすい。
それなのに汗を全くかかない為、体的にはとてもキツいのだ。
制服に着替え終わると伯が既に私の鞄を持って玄関で待っていてくれた。
「あれ、昌廣さんも一緒に?」
いつもは健康の為と言って歩いていく昌廣が今日はまだ一緒にいるのだ。
「あぁ。俺も一緒に車で行こうと思ってな」
ニコニコ笑いながら私の頭を撫でる。
「じゃぁ俺車準備してくるから父さんと美幸はゆっくり来て。」
「「はーーい。」」
しばらくしてマンションの入り口に一台のレクサスが停まった。
その車に乗り込んで私たちは学園へと向かう。
この工藤家での家事全般は私が担当している。
理由は男二人の料理が恐ろしく下手だから。
まだ制服に着替えていない私を見て伯が提案した。
「今日の朝、一緒に車で行こうぜ。」
「……えーーー」
「さては美幸、今日も午後から行くつもりだったな?」と昌廣
「うっ……」図星の私は目をキョロキョロさせた。
「朝は確かに生徒も多いが大抵ホームルーム終わったら帰るから人は少なくなるぞ?」
それでも渋る私。
「そう言えば今日はまだ4月だけど少し暑いって言ってたなー。今日クーラー入れようかな」と伯
その言葉に私はぱっと顔を輝かせた。
「本当に!?」
「あぁ。約束。」
それを聞いて私はすぐに制服に着替えた。
私は幼いときから極度な暑がりで熱を体内に溜め込みやすい。
それなのに汗を全くかかない為、体的にはとてもキツいのだ。
制服に着替え終わると伯が既に私の鞄を持って玄関で待っていてくれた。
「あれ、昌廣さんも一緒に?」
いつもは健康の為と言って歩いていく昌廣が今日はまだ一緒にいるのだ。
「あぁ。俺も一緒に車で行こうと思ってな」
ニコニコ笑いながら私の頭を撫でる。
「じゃぁ俺車準備してくるから父さんと美幸はゆっくり来て。」
「「はーーい。」」
しばらくしてマンションの入り口に一台のレクサスが停まった。
その車に乗り込んで私たちは学園へと向かう。