一生一緒
お昼前に私は夏休みの宿題を全て終わらせることが出来た。
「えーーー!美幸ちゃんもう全部終わらせちゃったのー!?」と泣きつく斎
「早いよーー!僕たちまだ半分も終わってないのにーー」と机に突っ伏する環
「美幸さん、お疲れ様です。さぁ斎も環も頑張ってくださいね」
私たちに声をかけた無限はいまだ寝ている敏次を見て近寄っていく。
私はそっとその場面から目をそらして敏次以外の全員に冷たい紅茶を淹れて配った。
「「「「ありがとう!!(ございます)。」」」」
宿題が早く終わり時間が出来た為、冷蔵庫の中身を確認する。
「あ、美幸ちゃん。何か足りないものとか必要なものがあったら書き出しといて。俺が後で買い物に行くから」とアキラ
頷いてなるべく最終日に今ある食材を使いきれるように献立を考える。
幾つか必要な材料を書いてアキラに渡すと快く受け取ってもらえた。
そしてまたキッチンに戻り小麦粉と玉子、バターと砂糖を取り出してクッキーを作り始める。
その間、悲鳴が上がっているのは聞き流すようにした。
しばらくして甘い匂いが漂い、双子がくんくんと匂いながら近寄ってきた。
「「もしかしてクッキー!?」」
「うん。小麦粉全然使ってなかったから」
「「わーーい!!クッキーだー!!」」
「まだ時間かかるから宿題頑張って」
そう言うと喜びながらまた机に戻って行った双子。
「えーーー!美幸ちゃんもう全部終わらせちゃったのー!?」と泣きつく斎
「早いよーー!僕たちまだ半分も終わってないのにーー」と机に突っ伏する環
「美幸さん、お疲れ様です。さぁ斎も環も頑張ってくださいね」
私たちに声をかけた無限はいまだ寝ている敏次を見て近寄っていく。
私はそっとその場面から目をそらして敏次以外の全員に冷たい紅茶を淹れて配った。
「「「「ありがとう!!(ございます)。」」」」
宿題が早く終わり時間が出来た為、冷蔵庫の中身を確認する。
「あ、美幸ちゃん。何か足りないものとか必要なものがあったら書き出しといて。俺が後で買い物に行くから」とアキラ
頷いてなるべく最終日に今ある食材を使いきれるように献立を考える。
幾つか必要な材料を書いてアキラに渡すと快く受け取ってもらえた。
そしてまたキッチンに戻り小麦粉と玉子、バターと砂糖を取り出してクッキーを作り始める。
その間、悲鳴が上がっているのは聞き流すようにした。
しばらくして甘い匂いが漂い、双子がくんくんと匂いながら近寄ってきた。
「「もしかしてクッキー!?」」
「うん。小麦粉全然使ってなかったから」
「「わーーい!!クッキーだー!!」」
「まだ時間かかるから宿題頑張って」
そう言うと喜びながらまた机に戻って行った双子。