アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚
「つむぎ……」

急に耳元で呼ばれて、五貴の腕が、私の体に絡みついて来た。

「体、洗ってあげようか。」

「えっ……」

そう言うと五貴さんの指が、ソープを泡立てて、私の白い肌をなぞるように、洗い始める。

「ま、待って……」

想像通りに、胸の膨らみや、お尻も撫でてくる。

「あっ……やっ……」

気持ちよくて、思わずお尻を突き出してしまう私は、スケベなんだろうか。


「つむぎ、いい体してるね。」

いつの間にか私の体と、五貴さんの体が密着している。

「あっ……五貴さん……私、もう……」

その時だった。

シャワーの音がして、一気に泡が流れた。

「はい、完了。」

そう言うと五貴さんは、持って来たバスタオルで、体を拭き始めた。

「俺、先にお風呂出てるから。つむぎは、ゆっくりしてきて。」

そしてあっと言う間に、五貴さんはバスルームから、出て行ってしまった。


「はあ?」
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