アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚
声にならない声が、部屋中に響く。

「ほら、もうこっちも濡れてるよ。」

既にトロトロになっているそこは、今度は五貴さんの手で、ほぐされていく。


五貴さんの舌と手で、淫らな女になっていくのが分かる。

「つむぎは、ここが気持ちいいんだよな。」

そう言うと五貴さんは、私の敏感なところを、激しく攻めてくる。

「はぁぁぁぁ……」

思わず声をあげてしまった私の体は、大きくビクついた。

息があがった私だけが、その場に取り残されて、五貴さんはまだいたずらな目で、攻め続けた指をペロッと舐めた。


「これだけで、イッちゃった?」

私は、コクンと頷いた。

「エロね。誰の指でも、簡単にイッちゃうんじゃない?」

「違うっ!」

私は、大きく首を横に振った。

「五貴さんだけ……」

私は、ドキドキしながら呟いた。

「えっ?聞こえないよ。」

「い、五貴さんだけ!」

「何が僕だけなの?」
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