Wannabe
生きている味方は、見当たらない。
死んだのか、撤退したのか。
それすらも分からない。


……此処で、私が狂ったとしても
きっと誰も気付かないだろう。

でも、わざと狂うのは結構面倒だろう。

あれ?…私は狂いたいのか?


堂々巡りの思考を遮るナイスタイミングで
敵がのそのそと近づいてきた。

まだ、行き残っていた奴らがいたらしい。
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