ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
それから、イクシオン殿下は忙しい日々を過ごしている。
肉まん用保温器についての事業の中心的メンバーに抜擢され、毎日魔法省と王宮に顔を出している。
国王夫妻は働くイクシオン殿下を見て、本当に立派に育ったと涙を浮かべているらしい。
お饅頭をふるまってから、私はなぜか国王夫妻のお茶会に呼び出されることが多くなった。一人では気まずいので、イクシオン殿下を引きずってきている。
国王夫妻はイクシオン殿下を毎回連れてくる私を、頼もしいと評価してくれた。
「アステリア嬢は、イクシオンにはもったいないできた女性だ」
「本当に。今まで、一年に一度か二度、会える程度だったのに。最近はイッくんと頻繁に会えて、とっても嬉しいわ」
「カイロスが婚約していなければ、王太子妃にしたいくらいだ」
国王陛下がそう発言した瞬間、イクシオン殿下は私の抱きしめ叫んだ。
肉まん用保温器についての事業の中心的メンバーに抜擢され、毎日魔法省と王宮に顔を出している。
国王夫妻は働くイクシオン殿下を見て、本当に立派に育ったと涙を浮かべているらしい。
お饅頭をふるまってから、私はなぜか国王夫妻のお茶会に呼び出されることが多くなった。一人では気まずいので、イクシオン殿下を引きずってきている。
国王夫妻はイクシオン殿下を毎回連れてくる私を、頼もしいと評価してくれた。
「アステリア嬢は、イクシオンにはもったいないできた女性だ」
「本当に。今まで、一年に一度か二度、会える程度だったのに。最近はイッくんと頻繁に会えて、とっても嬉しいわ」
「カイロスが婚約していなければ、王太子妃にしたいくらいだ」
国王陛下がそう発言した瞬間、イクシオン殿下は私の抱きしめ叫んだ。