ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「父上、アステリアは私が見つけた婚約者です! 兄上になんか、渡したくありません!」
イクシオン殿下の執着心は、どこからやってきたのか。謎すぎる。
「しかし、カイロスも不安なところがあってな。そこを矯正してもらったら、どんなによいか」
「陛下、ダメよ。イッくんの婚約者をカイロスにあげたら。この二人は、協力することによって、偉業を成し遂げるタイプなんだから」
「そうだったな。しかし、カイロスとアイオーンが結婚せねば、夫婦となれない。二年以内にどうにかするから、しばし我慢してほしい。二人の結婚式を、楽しみにしている」
私とイクシオン殿下の結婚が、国王夫妻公認となってしまった。
心のどこかで、いつか婚約は破談にするのだと考えていたのに。
どうしてこうなったのだと、心の中で叫んだ。(※二か月ぶり、四回目)
イクシオン殿下の執着心は、どこからやってきたのか。謎すぎる。
「しかし、カイロスも不安なところがあってな。そこを矯正してもらったら、どんなによいか」
「陛下、ダメよ。イッくんの婚約者をカイロスにあげたら。この二人は、協力することによって、偉業を成し遂げるタイプなんだから」
「そうだったな。しかし、カイロスとアイオーンが結婚せねば、夫婦となれない。二年以内にどうにかするから、しばし我慢してほしい。二人の結婚式を、楽しみにしている」
私とイクシオン殿下の結婚が、国王夫妻公認となってしまった。
心のどこかで、いつか婚約は破談にするのだと考えていたのに。
どうしてこうなったのだと、心の中で叫んだ。(※二か月ぶり、四回目)