幸せな結末
理恵は2カ月前に妊娠が発覚した。
2回目の奇跡だと喜んでいた理恵と朝陽。

光の誕生日にお兄ちゃんになることを伝えようとしていた。

つわりもあり朝陽は理恵のことを今まで以上にサポートしていた。


そんなある日、突然つわりがなくなった理恵。

朝陽が異変を感じて病院へ行ったときには赤ちゃんの心臓が動いていなかった。


もしかしたら奇跡が起きるかもしれないとぎりぎりまで理恵はお腹で亡くなった赤ちゃんを体の外へ出す手術をしなかった。
母体へのダメージが大きくなるタイムリミットが近づき、朝陽が理恵に手術するよう説得をして、手術をしてからまだ1週間しかたっていなかった。
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