幸せな結末
番外編~それぞれの過去と未来~
「朝陽さん、顔つきが変わった?」
「そう?」
「優しくなったというか、穏やかになったというか。」
理恵は樹と二人ウッドデッキにあるベンチに座りながら庭で遊ぶ朝陽と光、湊と永遠を見ていた。
「湊もどんどん父親らしくなってる。」
「本当?」
「うん」
今日は朝陽と理恵の新居に樹と湊、息子の永遠が遊びに来ていた。
「素敵なおうち。うちもこんなウッドデッキが欲しいな。」
「湊に言えばすぐにでも作ってくれるんじゃない?」
「そうかも。でもしばらくは私も動けないし、生まれてからかな。」
「そうね。」
樹は大きなお腹をさする。
「予定日、いつだっけ?」
「10月です。」
「そっか。つわりは?」
「ずいぶんよくなって、いろいろ食べられるものが増えたかな。」
「永遠君の時は後期に入ってもつわりあったもんね。」
「あれは・・・情緒が不安定すぎたからかな。」
樹が懐かしくなり永遠を見る。
「そう?」
「優しくなったというか、穏やかになったというか。」
理恵は樹と二人ウッドデッキにあるベンチに座りながら庭で遊ぶ朝陽と光、湊と永遠を見ていた。
「湊もどんどん父親らしくなってる。」
「本当?」
「うん」
今日は朝陽と理恵の新居に樹と湊、息子の永遠が遊びに来ていた。
「素敵なおうち。うちもこんなウッドデッキが欲しいな。」
「湊に言えばすぐにでも作ってくれるんじゃない?」
「そうかも。でもしばらくは私も動けないし、生まれてからかな。」
「そうね。」
樹は大きなお腹をさする。
「予定日、いつだっけ?」
「10月です。」
「そっか。つわりは?」
「ずいぶんよくなって、いろいろ食べられるものが増えたかな。」
「永遠君の時は後期に入ってもつわりあったもんね。」
「あれは・・・情緒が不安定すぎたからかな。」
樹が懐かしくなり永遠を見る。