幸せな結末
「。。。ん」
そこで限界が来て理恵は眠りの世界に意識を放った。

隣で夫が深いため息をついて自分の頬を撫でていることになど気づかずに・・・


朝になり目を覚ますとおいしそうなにおいに誘われて理恵はキッチンへ向かった。

「おはよう」
「おはよう」
そこには朝陽がいた。
理恵のエプロンをしてキッチンにたっている。
「なに作ってるの?」
「パスタ」
「私の分もあるの?」
「もちろん。だから顔あらっといで」
「うん」
理恵は洗面台に向かった。
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