幸せな結末
朝陽は部屋着に着替えて理恵の座るソファに座った。
「ごめんね。疲れているのに」
「うんん。どうした?」
理恵は産婦人科でもらった処方箋を朝陽に渡した。
その処方箋を見ただけで朝陽は察知する。
「今日、病院に行ってきたの。」
「うん」
「甲状腺機能低下症・・・そう聞いたときにピンときてた。」
「うん」
理恵の右手に朝陽は自分の手を重ねた。
「やっぱり、私は不妊治療をしないと妊娠は難しいって。」
「そっか」
「うん。」
「・・・この薬は?」
「不妊治療のための排卵誘発剤。これでだめなら皮下注射するようになる・・・。」
「甲状腺の治療と並行して不妊治療するのか?」
朝陽が心配そうに理恵を見つめる。甲状腺ホルモンが低下していることで妊娠してもたくさんのリスクがあることも朝陽は知っている。
「どうすればいいかわからなくて・・・結局薬だけもらってきた。今飲んでる薬と一緒にのんで大丈夫だって。」
「ごめんね。疲れているのに」
「うんん。どうした?」
理恵は産婦人科でもらった処方箋を朝陽に渡した。
その処方箋を見ただけで朝陽は察知する。
「今日、病院に行ってきたの。」
「うん」
「甲状腺機能低下症・・・そう聞いたときにピンときてた。」
「うん」
理恵の右手に朝陽は自分の手を重ねた。
「やっぱり、私は不妊治療をしないと妊娠は難しいって。」
「そっか」
「うん。」
「・・・この薬は?」
「不妊治療のための排卵誘発剤。これでだめなら皮下注射するようになる・・・。」
「甲状腺の治療と並行して不妊治療するのか?」
朝陽が心配そうに理恵を見つめる。甲状腺ホルモンが低下していることで妊娠してもたくさんのリスクがあることも朝陽は知っている。
「どうすればいいかわからなくて・・・結局薬だけもらってきた。今飲んでる薬と一緒にのんで大丈夫だって。」